坂祝小学校では、来年度入学予定児童89名の就学時健診が行われました。
児童の健康診断が実施される中、待っている保護者を対象に、栄養教諭による「食育講話」が組み込まれています。「現1年生の給食時間の様子から感じたこと」「アレルギー対応について」「朝食の大切さ」の3つの内容でお話しました。
新1年生の保護者にとって、コロナ禍でどのような給食時間を過ごしているのか、少食や好き嫌い等、食に関する不安を抱えている方もいるので、給食時間の様子を画像と共に紹介しました。その中で、「秋刀魚の塩焼き」のような骨つきの魚を、家庭でも食べるようにしてほしいこと、また、初めての食材に抵抗を示す児童も多いので、いろんな食材を食べる機会を大切にしてほしいことを伝えました。
最後に、坂祝小学校の朝食の欠食率や朝食内容の実態からみえる問題点を示し、実際に児童の食指導に使う資料を用いて、バランスのよい朝食を紹介しました。
朝食に野菜がない児童が半数以上いるので、「野菜を食べると、こんなにいいことがある!」ということを保護者の方にも理解して頂くことで、バランスのよい朝ごはんに、野菜も食べてくる児童が増えることを願っています。
コロナ禍でも子どもたちが楽しみにしてくれる給食を作りたいと思っています。来年度の新1年生も、安心して、元気に学校に通ってもらえますように・・。