池田町・大野町では、児童生徒が地場産物や生産者の方々についてさらに興味関心をもつことができるよう、掲示物の作成や給食の時間の放送、地場産物を使ったレシピの周知など、様々な取組を行っています。
今年度は、その取組の一環として、揖斐郡のキャベツ生産者を訪ね、取材をさせていただきました。地元の生産者の方々がどのような思いで作っているのかを知ることで、児童生徒が感謝の気持ちをもち、進んで食べる姿へつなげたいと考え、インタビュー形式の動画を作成しました。
池田中学校では、給食委員会が中心となり、給食の時間にインタビュー動画を全校一斉に視聴できるよう計画しました。
動画を流すタイミングも、給食にキャベツが使われている日に実施することで、今、目の前にある給食と、生産者とのつながりがより実感できるよう工夫しました。
給食後、動画を見た生徒からは、「キャベツがおいしかった」「感謝の気持ちを持って食べたい」などと話す姿がみられました。普段は直接関わる機会が少ない生産者の方の思いを知ることは、生徒にとって貴重な時間になりました。
池田町・大野町には、給食のために食材を届けてくださる生産者の方が多くいらっしゃいます。今後も、地場産物を積極的に給食へ取り入れながら、様々な取り組みを行っていきたいです。