2021年2月26日金曜日

「おはなし給食」 笠郷小学校

笠郷小学校では、図書委員会、学校司書と連携して、学校行事である図書館祭りの活動の一つとして「おはなし給食」を行いました。

第1回目は臨時休業の終了直後であったため、学校司書の提案を受け、配膳も簡易であるように、季節の花あじさいをイメージした個食の手作りゼリーを提供しました。図書室では当日の給食写真やあじさいにちなんだ図書が学校司書によって掲示され、訪れた児童が給食を思い出しながら、興味をもって図書や掲示物を見ていました。

第2回目は図書委員が推薦した図書の中から「からすのてんぷらやさん」を選び、内容にちなんだ天ぷらを給食に取り入れ、読み聞かせや全校放送と図書室の掲示での紹介を行いました。

2021年2月15日月曜日

全国学校給食週間

 124日~130日までの全国学校給食週間を機会に、改めて給食や、食べることについて考えてもらいたいと思い、1月中の給食に郷土料理や、地元でとれた食材を生かした献立、昔の給食、6年生が考えた献立などを提供した。

それに合わせて給食時間に放送をしたり、直接クラスで指導を行ったりした。


家庭でも話題にしてもらえるよう、献立表にも載せ、教室で話したときに「家でも話してほしい」ことを伝えた。配膳室前に給食の歴史や、郷土料理のクイズを掲示した。図書館では、「食」の本のコーナーを作ってもらい、給食以外でも、食について考える機会となった。


郷土料理は家庭でも食べられることが少なくなっているものもあり、「初めて食べたけどおいしかった。」という声を聞くことができた。

地元の食材については、ほうれん草もりんごも生の状態では、この時期に手に入りにくい。冷凍やピューレ、粉末などを使用することで、食材が無駄にならないことや、年間を通じて地元の食材が食べられることも伝えた。

昔の給食を再現した献立では、今の自分たちの給食と比べることで、食べられることに感謝の気持ちをもつことができた。6年生が考えた献立では、実際に自分たちが考えた献立が形になることで、食への興味関心が高まった。その日は、残念ながら欠席者が多かったが、学校全体でも残菜はほぼゼロだった。


「食べること」の意識を変えたり、習慣化したり、興味をもってもらえるようしたりするには、継続した指導が大切である。

給食週間期間中だけでなく、これからも教材となるような献立作りを目指したい。そして、これからの指導方法の1つとして、電子黒板やタブレットの活用を考えていきたい。