2024年7月8日月曜日

「地産地消のよいところを知って、自分にできることを考えよう」 下呂市

下呂市では、給食や授業を通して「地産地消」についての学習を進めています。


今回は、児童の身近な存在である給食を生きた教材として活用することで、「地産地消」のよさを理解し、自分の実生活において、「地産地消」の視点から食材のよりよい選び方を実践しようとする児童を育てることをねらいとして、授業を行いました。


授業の終わりには商品の模型を使って買い物ゲームを行いました。ラベルを見て「これは下呂市で育てられているからこれにしよう。」と根拠を持って商品を選ぶ児童の姿が多く見られました。

このように、本時を通して、地域で育てられている食べ物と、それらのよさについて学んだ児童たちは、自分たちのできることの1つに、店で買い物をする際に産地を把握して、地域で育てられている食べ物を買うことがあるという意識に立つことができました。

今後も多種多様な食べ物が育てられている地域のことを誇りに思い、大切にする姿を育てていきたいです。

 



2024年4月18日木曜日

減塩プロジェクトを推進 中津川市阿木地区

中津川市阿木地区では、減塩プロジェクトを推進しています。

プロジェクトの一環で、小中学校で減塩・適塩に関する授業を行いました。


本校の3~6年生では「調味料のかけ方つけ方を工夫し減塩をやってみよう」というめあてで授業をしました。



千切りキャベツのフードモデルにドレッシングをかける、フライドポテトにケチャップをつけて食べる、などの活動を通して、普段気にせずに使っていた調味料に塩分が多いことに気付き、かけ方や付け方を工夫することで、調味料が少なくても美味しく食べられることを学びました。


給食では汁ものに野菜をたくさん入れることで汁気を減らし、自然に塩分を減らしている工夫も紹介しました。

また、「実だくさん汁物の日」を通して、給食時間の校内放送や食育だより等で知らせることや、給食における減塩と自分でできる減塩の動画を作成し、市内学校での指導も広めているところです。

子どもの頃から薄味に慣れることで、大人になっても健康的な食習慣を身に付けられることを願い、今後も引き続き減塩・適塩に取り組んでいきます。

2024年3月28日木曜日

食べ物の働きについて 神渕小学校3年生

神渕小学校3年生で食べ物の働きについての授業を行いました。

食べ物の種類はいろいろあり、体の中でどのように働くかによって、3つの色のグループに分類されます。給食では、いろいろな食べ物を使い、バランスよく食べることで体が元気になるよう、献立を考えています。そこで、食べ物の体の中での働きを知り、自分の体のために、これからもいろいろな食べ物を食べてほしいと思い、本授業を計画しました。

授業では、紙芝居を使って、食べ物が3つの色のグループに分かれることや、それぞれのグループの食べ物を食べると、体にどのようなことがおこるかを学習しました。

また、当日の給食で使った食材を確認し、それらを3つのグループに分けることで、給食には、たくさんの食べ物が使われていることや、3つのグループの食べ物が使われていることに気づくこともできました。

児童からは「苦手な食べ物もあるけど、健康に過ごすためにいろいろな食べ物を食べるようにしたい」などの感想を聞くことができました。


2024年2月9日金曜日

「健康に過ごすため野菜の食べ方を考えよう」 多治見市 昭和小学校

 

多治見市では野菜の摂取に関する取組を行っています。

本校の第6学年では、野菜の推定摂取量を測定する機械を用いて「健康に過ごすため野菜の食べ方を考えよう」という題材で授業に取り組みました。


児童は野菜の推定摂取量を測定すると、予想していたより結果が低いので、野菜が足りていないことに気付きました。そして、給食をもとに野菜の食べ方を考え、各自でめあてを決めて2週間の取組を行いました。その後、再度測定を行いました。児童は学校や家庭で野菜の摂取量を増やそうと意欲的に取り組みました。


これからも、児童が意識して野菜を食べるようになってほしいと願い、継続的に野菜の摂取についての指導を行っていきます。

 

2023年12月31日日曜日

「教えて!かきりん」 瑞穂市 牛牧小学校

瑞穂市では、毎月食育の日に栄養や食文化の知識を伝えるために「教えて!かきりん」というテーマで給食の時間に栄養指導をしています。

瑞穂市のマスコットキャラクターの「かきりん」が様々な食に関する知識を教えてくれるという設定で栄養教諭が指導内容を作成し、各学校の給食委員会の児童生徒が「かきりん」になりきって全校に放送をしてくれています。


11月は「和食の良さを知ろう」というテーマで、和食の魅力を伝えました。和食がユネスコ無形文化遺産に登録されていることや健康的な食事として世界からも注目を浴びていることなどを知ることで、児童生徒自身がこの食文化を次世代にも伝えていくために何ができるのかを考える機会になりました。


また、11月24日の「和食の日」には、ごはんとだしの味が効いたみそ汁、魚と野菜のおかず、そして瑞穂市の富有柿を提供しました。

瑞穂市では、魚嫌いの子どもたちも多くいますが和食の話を聞いて、がんばって食べていました。また、地元食材で旬の果物の富有柿は、「甘くておいしい」「実は苦手だけど食べてみたらおいしかった」などの感想を聞くことができました。

外部講師を招き学級菜園 各務原市 緑陽中学校 特別支援学級

 緑陽中学校の特別支援学級では、外部講師を招き学級菜園で様々な野菜を育てています。

夏は、ズッキーニ、なす、トマトなどの夏野菜、冬は春菊、大根、かぶ、小松菜など季節にあった野菜を育てています。

今回、立派に育ったかぶと大根を全校生徒に味わってもらおうと、学校給食で使用することにしました。


かぶは、生徒が大好きなシチューに使用することにしました。無駄なくすべてを味わって欲しいと思い、柔らかい葉の部分も浮き実として使用しました。


大根は、給食最終日に年越しのおかずに入れました。

年越しのおかずは、大みそかに一年無事に過ごせたことに感謝し、来年も良い年であるようにと願いを込めて食べられている各務原市の郷土料理です。生徒が育てた大根を入れることで、より感謝の気持ちを持つことができました。


給食時間には、全校放送でこのことを紹介し、生徒も残さず味わって食べることができました。

「わたしたちの生活と食糧生産」 白川町 小学5年生社会科

 白川町では、豊かな自然やその気候が稲作に適していることから、町全域で昔から稲作が行われている。

学校給食でも、「白川米ごはんの日」「有機米ごはんの日」として月に1回ずつ、町内でとれたお米を給食に出している。



本指導では、小学5年生社会科「わたしたちの生活と食糧生産」での「米作り」と関連させて、白川町の生産者が地域の特徴を生かし、おいしいお米を育てるための工夫や思い、そして有機米生産者の思い(生物多様性、持続可能性な未来への思い)を給食時間に紹介をし、学習の理解を深めた。