2015年11月9日月曜日

第2学年家庭科の食物分野の授業

第2学年家庭科の食物分野の授業にT2として参加しています。
 地域の郷土料理の単元で、本校の図書整理員である笠原町在中の方に地域講師として笠原町の郷土料理について講話及び調理実習を実施しました。
 実習したのはおひなまつりの行事食である「おこしもん」の調理です。材料は米粉・砂糖・塩・湯です。生地を練り、型抜きしたものを蒸し器で蒸します。
 生地を練る、型抜きする、蒸す、という調理が初めての生徒がほとんどでしたが、自分たちで作った「おこしもん」を満足そうに試食していました。
 今では、なかなか家庭で行事食を作ることが少なくなっており、ほとんどの生徒が笠原町の郷土料理や行事食を知らないという実態でしたが、この体験をしたことで「自分たちが伝えていかなければいけない」「笠原町の郷土料理を大切に守っていきたい」という感想もありました。

 生徒と一緒に笠原町の郷土料理について学ぶことができ、貴重な体験をすることができました。





6年生が考えた給食メニューの実施


 墨俣小学校では、岐阜県学校給食会主催の学校給食メニューコンクールに6年生全員が応募しました。その中から10月と11月に3人ずつのメニューを実際の給食に取り入れました。
 10月29日は墨俣町の特産物の長いもを使った「長いものジャーマンポテト」が登場しました。ぬるぬるする長いもの調理は大変でしたが、「シャキシャキしておいしい」「6年生が考えたなんてすごい」と好評でした。友だちが考えた料理が給食に登場したことで、いつもよりおいしさが増したようでした。
 この日の長いもは生産者組合から寄付していただきました。地域の産物に興味をもつとともに感謝して食べていました。