2016年1月20日水曜日

さとうのことを知り、おやつの食べ方を考えよう

11月30日(月)に飛騨市立古川西小学校、4年生において、「さとうのことを知り、おやつの食べ方を考えよう」という食育授業を行いました。

この日は、授業参観ということもあり、保護者の方にもおやつについて考えていただく良い機会となりました。
 
食育授業では、おやつの事前アンケートの結果を見て、みんなが普段食べているおやつには砂糖が含まれている甘いおやつが多いことを知らせました。
また、1日の砂糖量50gが入った冷たい砂糖水とぬるい砂糖水を飲み比べ、どちらが甘く感じるかの実験を行いました。

栄養教諭からは、砂糖の大切さと砂糖をとりすぎたときの怖さについて話をしました。二人一組でのおやつ調べも行い、子どもたちからは「このおやつにはこんなに砂糖が入っている。」「炭酸ジュースは1日に1本飲んではいけないね。」と驚きの声が上がりました。

保護者の方からも「おやつに入っている砂糖の量を聞くと、改めて砂糖を摂り過ぎているんだなと思いました。」という感想もいただきました。


おやつの食べ方について授業で学んだことを、家庭で活かしてほしいなと思います。




買うとしたらどっち?

11月19日、下呂市立下呂小学校3年生において給食時間に野菜の生産者の方に来校していただき話をしてもらいました。
 
初めに、虫がついている野菜とついていない野菜の絵を見せて「買うとしたらどっち?」の質問にみんな虫がついていない方に手をあげました。次に農薬の話がはじまるとみんな真剣な様子で聞き入っていました。
虫が全くいない野菜を作ろうとすると農薬をたくさん使わなければいけないこと、国で定められている農薬使用上限まで農薬を使うと3日に1回くらい野菜に農薬をかけることになるという話を聞くと、子どもたちから「多い」という声があがりました。

給食に使う子どもたちが食べる野菜にはできるだけ農薬を使わないようにしていることを聞くと、みんなほっとした様子でした。
 
勤労感謝の日も近いこの日、生産者の方の話を聞くことによって、地元で給食のために安全な野菜を作ってくださる方がみえることやその野菜を利用して安心して食べられるように調理してくれる人がいるおかげで給食が食べられることを知り、働く人々に感謝する良い機会となりました。