2023年1月25日水曜日

玉ねぎ栽培を通して地域とつながる 郡上市 大和中学校

 「玉ねぎ栽培を通して地域とつながる」

郡上市立大和中学校の教育目標の一つに「自他を思いやり行動する生徒」があります。生徒は人権意識の高揚を目指した「ひまわり宣言」に基づく活動を行っています。

給食センターの隣の畑では、地域の人の力を借りながらひまわり満開projectを成功させました。

その畑の一部では3年生が玉ねぎを育て、収穫した玉ねぎを市内の学校給食で使用しました。献立表や食育だより、給食の時間の放送で紹介すると、大和地域の小学校では「○○ちゃんが作ったのやね。」「玉ねぎの入っとるスープ、おいしかったよ。あしたの給食にも使ってある?」と楽しみにする姿がありました。

1か月で全部を食べてしまったことを知ると、「もっと食べたかったなぁ」と残念がっていました。

秋には、2年生が技術科の授業で来年度用に昨年の2倍の植え付けをしました。畑の管理は地域の方に助けていただいていますが、生徒は成長を見守っています。

また、小学生には栄養教諭から定期的に様子を伝えています。

休耕田を活用した地域とつながる活動から、地産地消の推進、児童生徒の野菜摂取増加や苦手意識の解消、感謝の心の育成などの広がりを持つことができました。

雪の下でも寒さに負けないで育つ玉ねぎのように、たくましい人に成長してくれることを願っています。






2023年1月11日水曜日

「身の回りの問題について考える」学習 「給食の残菜をへらす」 富岡小学校 6年生

山県市では、毎月18日を「食育の日」として、山県市産の食材を使った献立を実施しています。11月は、市内産のしいたけを使ったしいたけかつ丼の献立でした。


富岡小学校では、6年生の児童が国語の「身の回りの問題について考える」学習で、「給食の残菜をへらす」ことを取り上げ、全校に向けて発信しました。学習後も毎月テーマを決め、残菜を減らすために、全校への発信を続けています。11月は、苦手な子が多い「しいたけかつ丼」を取り上げ、掲示を作りました。


当日は朝の会で、授業支援アプリ ロイロノートを使って、しいたけかつ丼についてのクイズを行いました。食べやすくするための調理員さんの工夫や調理の大変さを伝え、残さず食べるよう呼びかけました。


当日は、「ひとくちでたべられるから食べやすい」という声もあり、残菜はほとんでありませんでした。