関市学校給食センターでは、関市の子どもの「食」への関心がいっそう高まることを目的として、市内で活躍する料理人や生産者が児童生徒に対して和食等に関する食育講話を行っています。
今回は、関市立桜ヶ丘小学校の6年生74人を対象に、寿司職人である「鮨 紺乃」代表の近藤賢一さんを講師にお招きし、前半は「食文化について(道具や調理方法の移り変わり)」「食品自給率」「食品ロス」「寿司職人になるために」等の内容で分かりやすく講話していただきました。さらに、後半は使用している道具や食材を見せてくださいました。
食品自給率や食品ロスの話は難しい内容ですが、6年生児童にとても分かりやすく、またいかに深刻であるかを印象づける話でした。子ども達は真剣に聞きながらたくさんメモをとっていました。食品ロスの話はとても心に残ったようで、給食の残量にもつなげて指導ができ、残量を減らすことにつながりました。
使用している道具や食材にはみんな興味津々で、その場からなかなか離れませんでした。目の前でかつお節を作られるととてもいい香りが広がり、「食べたい~」の声が飛び交いました。また、わさびをすりおろしていただき、匂いをかいだり一口味見をすると辛さに涙ぐんだりしていましたが、初めて食べた本わさびに感動する姿もありました。
「紺乃へ食べに行きたい」と口にする児童が多かったです。
今後も市内の料理人、生産者、職人さんから食育を学び、食の大切さ、良さを伝えていきたいと思います。
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