2023年2月27日月曜日

「日本の食文化と和食の調理」 神戸町立神戸中学校 2年生

 中学校2年生の家庭科「日本の食文化と和食の調理」において、地域でとれる食材や地産地消の取組についてJAの方から話を聞きました。


神戸町では小松菜の生産が県内の約9割を占めていることや栽培から出荷までの過程や生産者の苦労などについて動画を通して教えていただきました。また食品ロスについても触れられ、地場産物への理解を深めることができました。その後、町内で栽培されている小松菜やグリーンねぎ、水菜などの野菜を生かした調理計画をたて、各自、家庭で実際に調理を行いました。給食の人気メニューの小松菜のアーモンドあえにチャレンジした生徒もいました。



学習プリントの振り返りには「地域の野菜の良さを感じることができた。これからも地域の食材を取り入れていきたい。」「スーパーで『神戸町』と書かれた小松菜を見つけ、なんだかうれしかった。」「地域の食材を使うことでよりおいしく感じたので、時間があればまた作りたい。」

などの感想が記入され、実際に家庭で調理することで、地域食材のよさに触れたり、料理を作ることの楽しさを感じたりすることができました。

2023年2月24日金曜日

「まめなかな運動」 久々野小学校3年生

毎年、久々野小学校3年生は「まめなかな運動」という取り組みで、JAの方から大豆づくりを教わり、約半年をかけて大豆を育てます。今年度は黒豆を育てました。「丹波の黒豆」という品種で粒が大きいのが特徴です。6月に約120本の苗を植え、11月には約1?の黒豆が収穫されました。


この黒豆を使用し、給食センターで「黒豆ごはん」を作りました。当日の放送では3年生が全校児童に向け黒豆について紹介しました。一生懸命育てた大豆は甘く、小学生から中学生までどの学年もおいしく食べました。自分たちが育てた黒豆の入ったごはんを嬉しそうに食べる3年生の姿がありました。


また、3年生が学習する国語の「すがたをかえる大豆」では、栄養教諭が授業に参加し、給食に大豆を使うことのよさを伝えました。

ほとんど毎日の給食に大豆が使われていることを知り驚く児童の姿や、授業後の給食では、使われている大豆を興味深く探す姿が見られました。

授業と給食を連携して行うことで子どもたちの深い学びにつながりました。

「中部中まなび献立」 中部中学校1年生

可児市学校給食センターでは、中部中学校1年生が考えた献立を実際の給食で提供する「中部中まなび献立」を毎年実施しています。今年度は、可児市市制40周年と合わせて「未来の可児市を担う小中学生に食べてほしい献立」を考えてもらいました。



子供たちは、グループごとにテーマを決め、給食の料理カードや過去の献立表を参考に、アイデアを出し合いながら献立を考えていました。


グループごとに考えた全60献立の中で、学年NO.1献立に選ばれたのは、「菜めしとしらすの麦ごはん、豚汁、から揚げのねぎソース、まめコーンサラダ、豆乳プリン、牛乳」でした。

可児市では、残量調査の結果から、主食(特に麦ごはん)が多く残るという課題があります。選ばれた献立は、この課題に注目し、麦ごはんに菜めしやしらすを混ぜたり、麦ごはんに合うおかずの組み合わせにしたりすることで、麦ごはんが一口でも多く食べられるような工夫が考えられていました。


学校からは、「『この野菜は好き』、『ふりかけがあるからたくさん食べたい』と、昨日からずっと楽しみしていた献立でした。すてきな献立をありがとうございます」という感想が届きました。献立を考えた子供たちも「なめしとしらすのごはんがおいしかった」と満足そうでした。