可児市学校給食センターでは、中部中学校1年生が考えた献立を実際の給食で提供する「中部中まなび献立」を毎年実施しています。今年度は、可児市市制40周年と合わせて「未来の可児市を担う小中学生に食べてほしい献立」を考えてもらいました。
子供たちは、グループごとにテーマを決め、給食の料理カードや過去の献立表を参考に、アイデアを出し合いながら献立を考えていました。
グループごとに考えた全60献立の中で、学年NO.1献立に選ばれたのは、「菜めしとしらすの麦ごはん、豚汁、から揚げのねぎソース、まめコーンサラダ、豆乳プリン、牛乳」でした。
可児市では、残量調査の結果から、主食(特に麦ごはん)が多く残るという課題があります。選ばれた献立は、この課題に注目し、麦ごはんに菜めしやしらすを混ぜたり、麦ごはんに合うおかずの組み合わせにしたりすることで、麦ごはんが一口でも多く食べられるような工夫が考えられていました。
学校からは、「『この野菜は好き』、『ふりかけがあるからたくさん食べたい』と、昨日からずっと楽しみしていた献立でした。すてきな献立をありがとうございます」という感想が届きました。献立を考えた子供たちも「なめしとしらすのごはんがおいしかった」と満足そうでした。
0 件のコメント:
コメントを投稿