「体が喜ぶおやつのとり方を知ろう」
本校は、飛騨地域北部の肢体不自由、病弱、知的障がいのある児童生徒が通う特別支援学校として平成25年に開校し、小学部から高等部まで27名の児童生徒が学んでいます。
障がいのある児童生徒の中には、言葉による説明だけで理解することや、話を聞いてイメージを膨らませ、生活に生かすことが苦手な場合が少なくありません。また感覚過敏やこだわりにより、極端な偏食がある児童生徒や、偏った食事による肥満傾向といった食に関する課題のある児童生徒が在籍しています。そこで、夏休み前に好きなおやつ・ジュースのアンケートをとり、おやつに含まれる砂糖の量と一日に必要な量を見ることで、おやつから摂りすぎていることに気付くことができる授業を行いました。
中学部生徒4名がおやつボックスからくじを引き、くじに書かれたおやつに含まれる角砂糖の数を実際に積み上げたり、一番人気だったポテトチップスに含まれる油の量を見たりして、おやつを食べすぎるとよくないことを感じました。また、食べる時間や選び方、量を考えて食べることの大切さに気付き、家庭での食事内容を振り返って見直す様子が見られました。
今後も普段の食生活につなげられる活動を設定し、学校の取り組みを家庭につなげたいと考えています。
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