2019年12月16日月曜日

食育講話 関市学校給食センター

関市学校給食センターでは、関市の子どもの「食」への関心がいっそう高まることを目的として、市内で活躍する料理人や生産者が児童生徒に対して和食等に関する食育講話を行っています。
今回は、関市立桜ヶ丘小学校の6年生74人を対象に、寿司職人である「鮨 紺乃」代表の近藤賢一さんを講師にお招きし、前半は「食文化について(道具や調理方法の移り変わり)」「食品自給率」「食品ロス」「寿司職人になるために」等の内容で分かりやすく講話していただきました。さらに、後半は使用している道具や食材を見せてくださいました。

食品自給率や食品ロスの話は難しい内容ですが、6年生児童にとても分かりやすく、またいかに深刻であるかを印象づける話でした。子ども達は真剣に聞きながらたくさんメモをとっていました。食品ロスの話はとても心に残ったようで、給食の残量にもつなげて指導ができ、残量を減らすことにつながりました。


使用している道具や食材にはみんな興味津々で、その場からなかなか離れませんでした。目の前でかつお節を作られるととてもいい香りが広がり、「食べたい~」の声が飛び交いました。また、わさびをすりおろしていただき、匂いをかいだり一口味見をすると辛さに涙ぐんだりしていましたが、初めて食べた本わさびに感動する姿もありました。
「紺乃へ食べに行きたい」と口にする児童が多かったです。

今後も市内の料理人、生産者、職人さんから食育を学び、食の大切さ、良さを伝えていきたいと思います。




2019年12月5日木曜日

中津川市立神坂小学校 「食育の話」 11月の給食目標は「よくかんで食べよう!」


中津川市立神坂小学校では、ランチルームに全校が集まって一緒に給食を食べており、毎月19日の給食時間には栄養教諭による「食育の話」が位置づけられています。
11月の給食目標は「よくかんで食べよう!」であったため、噛むことと味覚の関係について勉強しました。

今回は、体の仕組みも関係しており、養護教諭と2人体制での食育の話でした。


まず始めに養護教諭からだ液と味を感じる仕組みについての説明がありました。次に、栄養教諭からよく噛むことでだ液が出て食べ物の味を十分に感じることができ、給食をより美味しく食べられることを学びました。その後、ご飯やれんこんを全校一緒に30回噛んで、どんな味になるかをグルメリポーターとなって伝え合い、噛むことで食べ物の味がよく分かることを楽しく体験しました。


その日の給食では、お互いに30回噛めているかを確認したり、ご飯の甘さを確かめるように食べたりする姿が多く見られ、噛むことの大切さを改めて勉強することができました。



2019年8月9日金曜日

高山市学校給食センター&市内小学3年生とその保護者対象「親子給食づくり体験」


高山市学校給食センターでは、市内の小学3年生とその保護者を対象に、「親子給食づくり体験」が開催されました。

普段はなかなか見たり入ったりすることのできない給食センターですが、この日は、実際に施設に入って大きな釜で給食をつくり、試食をすることができます。

今回のメニューは、「ソフト麺ミートソース、マセドアンサラダ、ほうれん草のゴマドレ」でした。子どもたちは初めて見る機械や道具に興味津々の様子でした。
実際に、調理の体験をしてみると「じゃがいもの芽とりをするのは初めてだった」という声や、釜を混ぜる作業では「重たい」という声があり、子どもたちは一生懸命、楽しみながら体験をしているようでした。


体験を終えた子どもたちのアンケートでは、「大変だと思った」という意見が特に多かったです。他にも、「調理員さんは暑い中働いていてすごい」、「これからは減らさずに食べたい」、「私たちの健康や食中毒にならないよう考えられていてうれしい」という声がありました。実際に給食が作られているところを見学し、体験することで、子どもたちに感謝の気持ちが芽生えたように感じられました。


保護者の方からは、「衛生面に細かく気を配ってくださり、ありがたいと思った」、「子どもに給食を感謝して食べてほしい」、「とてもいい経験となった」という意見がありました。
いつも食べている給食の見方が少し変わる、よい1日となったようでした。




2019年7月25日木曜日

揖斐川町立大和小学校 「生産者を招いた給食会」


本校では、児童が家庭で料理をしたり、地域で体験活動をしたりすることで楽しさや喜びを感じるとともに、家庭・地域の一員として自分が認められ自己有用感が育まれれば、自分や家族の健康を考え、家族の一員として自分ができることを実行しようとする力を培うことができると考えています。

そこで、地域の子どもたちは地域で守り育てようとする地域の良さも生かしながら、学校と家庭と地域が、共に食育に取り組んでいます。そのひとつの取組が、生産者を給食の時間に招いて一緒に給食を食べたり、その日に使われている食材の実物を見たり、お話を聞いたりする、全学年に位置付けている「生産者を招いた給食会」です。


 5月には、牛乳加工と配達をしてくださっている、獣医の棚橋先生から2年生の学級活動でビデオをみせていただいたり、牛の実物大のシートパネルを使ってお話をうかがったりすることで、牛が生まれ育つ様子や牛乳が加工される様子を知り、「命をいただいている」ことを実感することができました。


 また、「生産者を招いた給食会」として、給食を一緒に食べたり、仕事や郷土への思いを聞くことで、一生懸命に働く人を知り、自然を大切にすることの大切さを学び、揖斐川町の素晴らしさをまた、ひとつ発見することができました。

2019年7月9日火曜日

関市 金竜小学校 親子で学ぶ おやつのひみつ 


2年生親子で「おやつのひみつ」について学ぶ行事がありました。歯科指導に力を入れている本校では、8年ほど前から行われている親子行事です。

はじめに栄養教諭から、子どもたちの事前アンケートの結果を発表し、よく食べているお菓子に多く入っているものが「砂糖」や「油」であること、これらが歯や血液の病気につながることなどの話を聞きました。


「ポテトチップスは何からできているかな?」の問いに「塩!」と答える子が多く、「実は油がたくさん入っているんだよ」と言うと「えぇぇっ!?」と子どもたちはとてもびっくりしていました。

次に、おやつのとり方などについての〇×クイズを行いました。ドーナツ1つのカロリーの高さや、実際に含まれている砂糖や油の量などに、子どもより保護者の方が驚いているようでした。

最後におやつのとり方についての約束を確認しました。?時間を決める、?量を決める、?種類を選ぶ、?忘れず歯磨きする、です。1か月後には夏休みが始まります。だらだら食べて健康を害すことのないよう、親子でおやつとの上手な付き合い方を見直してもらう良い機会となりました。

2019年3月6日水曜日

下呂市立菅田小学校 学校給食に使う野菜の地元生産者さんのお話 



学校給食に野菜を出して下さっている地元生産者さんに来ていただき、じゃがいもの作り方や、作る上での苦労や楽しさなどをお話していただきました。

当日の給食は地元農家さんのじゃがいもを使ったカレーにしました。子どもたちはじゃがいもを探しながらおいしそうに食べていました。

お話をしていただいた後は、子どもたち
と一緒に給食を食べながら交流をしました。子どもたちからの質問も多くあり、野菜について知る良い機会となりました。

最後の感想発表では、「じゃがいもにはいろいろな種類があることや、育て方を知ることが出来てよかった」や「苦労して作って下さっている野菜なので感謝の気持ちで食べたい」という意見があり、実際に生産者さんからお話を聞くことにより子どもたちの野菜への関心や、感謝の気持ちを高めることが出来たと感じました。

今後も生産者さんや学校と連携し、継続した取組になるようにしたいと思います。