2024年11月11日月曜日

令和5年度 中学生学校給食選手権「ふるさと自慢献立賞」受賞献立の実施

 令和5年度の中学生学校給食選手権で穂積北中学校の生徒が「ふるさと自慢献立賞」を受賞した献立を、給食で提供しました。献立名は「岐阜 穂北っ子 やる気 元気給食」です。家庭科の授業で学んだことを活かし、地域の食材を取り入れ、料理一つ一つに生徒の思いが詰まった献立です。「わかめご飯」は北中学校で人気がある

ごはんで、不足しがちな無機質がある二群のわかめを入れました。「富有柿ニッシュオムレツ」は、瑞穂市の人気メニューの調理員さん手作りのオムレツを参考にして、富有柿を入れてみました。「元気んぴら」は、牛肉とごぼうの組み合わせで、鉄分と食物繊維の働きで元気になります。「和ミネストローネスープ」はトマトとみそ

を組み合わせた、和とイタリアンの組合せです。


生徒の反応は、「ミネストローネのトマトスープにみその香りがして、食欲がわいた。」、「食べたことのない味のスープだけど、最後まで飲み干した。」、「いろいろな味の取り合わせでおいしかった。」、「元気んぴらはネーミングが良くておかわりした。」と好評でした。

市内の小学生は「トマトが苦手だけど、このスープはおいしい。」「中学生ってすごいね。」と先輩への憧れを抱いていました。

2024年10月22日火曜日

クラウド型学習支援アプリで「作ってみよう!」 各務原市立蘇原第一小学校6年生

 各務原市では、児童生徒が家庭で料理をする機会を増やすため、クラウド型学習支援アプリで「作ってみよう!」レシピの配信を行っています。


各務原市立蘇原第一小学校6年生では、食育マイスターの取り組みとして、夏休みに食事作りに挑戦するための1食分の献立を考える授業を行いました。

その際に、「作ってみよう!」レシピを活用しました。40種類以上あるレシピの中から、作りたい料理を選んで組み合わせ、栄養バランスの良い1食分の献立を考えることができました。


自分の力で作ることができるか考える児童や、家族の好みを考えてレシピの味付けをアレンジする児童もいました。夏休みには前向きに食事作りに挑戦した児童が多くいました。

また、この活動をきっかけに、日常的に食事作りに関わっていきたいと意欲をもつ児童もいました。



2024年10月7日月曜日

「調理員なりきりトライやる!」 関市内中学生

今年度、関市学校給食センターでは、市内中学生を対象に「調理員なりきりトライやる!」を企画したところ、学校給食や栄養士、調理師の仕事に興味がある14名の生徒の参加がありました。

関市では2年前より、小学生とその保護者を対象に給食センターの見学と簡単な釜かき混ぜなどを体験する「わくわく探検ツアー」を行ってきました。中学生は、それらに加え、給食作りの一部を体験します。

 

生徒たちは、調理場に入る前に手洗い方法や身だしなみについて指導を受けました。その後、首元までしっかり覆われた帽子と白衣に着替えます。

少し緊張気味の生徒もいましたが、これからの体験に期待を膨らませているようでした。




調理場では、じゃがいもの芽とりやとうもろこしの皮むきをしたり、野菜切裁機や釜で調理する様子を見学したり、食材に見立てたボールの配食を体験したりしました。



生徒は自分たちが体験した作業を、実際は7100人分の量で行っていることを想像することで、調理員の苦労を感じることができたようです。

また、調理員が野菜切裁機のねじや包丁の刃こぼれを確認したり、食材の中心温度を確実に測定し記録したりする様子から、安全安心な給食を届けるためのルールを知ることができました。

 

体験を終えた生徒からは、

・給食を残さず、味わって食べたい。

・調理員さんの給食に対する思いがとても強かった。学校で給食を食べるとき、今日のことと、調理員さんの笑顔を思い出せたらと思う。

・家でも安全に作るために、服装などもしっかりして作っていきたい。

などの感想がありました。

調理員にとっては、生徒と直接かかわることができた貴重な時間となりました。給食ができるまでには、多くの人と様々な仕事、そして生徒を大事に想う心があることに気付いたようです。

 

関市ではこれからも、児童生徒および保護者の方が給食への関心や理解を深め、家庭での食育の充実を図る取組を続けていきたいと思います。


2024年10月5日土曜日

「熱中症を予防しよう~食事面から考える~」 大垣市・市内全小学校・義務教育学校(19校)

大垣市では、令和3年度から、献立と教科等の内容を関連付けた食に関する指導を、市内全小学校・義務教育学校(19校)で行っています。

デジタル化した指導資料を各校に配信し、依頼することで、ICTを活用した学級担任による食に関する指導が定着してきました。

今年度は、市内全中学校・義務教育学校(10校)においても、デジタル化した指導資料を作成し、統一した食に関する指導を、栄養教諭が給食の時間に実施しました。

9月の指導内容は、「熱中症を予防しよう~食事面から考える~」です。水分補給の大切さを再確認した上で、指導当日の給食に含まれている水分量クイズを行い、食事からとれる水分について理解を深めました。

 

水分量クイズ



指導後行ったアンケートでは、96%の生徒が「動画の内容が理解できた・おおむね理解できた」と回答しました。また、「給食からたくさんの水分がとれるので、最後まで食べたいと思った。」「今日の給食とリンクした話だったので、熱中症対策への意識がより高まった。」「給食をしっかり食べることで、熱中症を予防でき、午後からも元気に活動できることが分かった。

朝ごはんも面倒くさがらずにしっかり食べて、熱中症を防ぎたい。」など、自分の食生活を振り返り、これからどうするとよいのか考えることができた生徒が多くいました。

2024年7月8日月曜日

「地産地消のよいところを知って、自分にできることを考えよう」 下呂市

下呂市では、給食や授業を通して「地産地消」についての学習を進めています。


今回は、児童の身近な存在である給食を生きた教材として活用することで、「地産地消」のよさを理解し、自分の実生活において、「地産地消」の視点から食材のよりよい選び方を実践しようとする児童を育てることをねらいとして、授業を行いました。


授業の終わりには商品の模型を使って買い物ゲームを行いました。ラベルを見て「これは下呂市で育てられているからこれにしよう。」と根拠を持って商品を選ぶ児童の姿が多く見られました。

このように、本時を通して、地域で育てられている食べ物と、それらのよさについて学んだ児童たちは、自分たちのできることの1つに、店で買い物をする際に産地を把握して、地域で育てられている食べ物を買うことがあるという意識に立つことができました。

今後も多種多様な食べ物が育てられている地域のことを誇りに思い、大切にする姿を育てていきたいです。

 



2024年4月18日木曜日

減塩プロジェクトを推進 中津川市阿木地区

中津川市阿木地区では、減塩プロジェクトを推進しています。

プロジェクトの一環で、小中学校で減塩・適塩に関する授業を行いました。


本校の3~6年生では「調味料のかけ方つけ方を工夫し減塩をやってみよう」というめあてで授業をしました。



千切りキャベツのフードモデルにドレッシングをかける、フライドポテトにケチャップをつけて食べる、などの活動を通して、普段気にせずに使っていた調味料に塩分が多いことに気付き、かけ方や付け方を工夫することで、調味料が少なくても美味しく食べられることを学びました。


給食では汁ものに野菜をたくさん入れることで汁気を減らし、自然に塩分を減らしている工夫も紹介しました。

また、「実だくさん汁物の日」を通して、給食時間の校内放送や食育だより等で知らせることや、給食における減塩と自分でできる減塩の動画を作成し、市内学校での指導も広めているところです。

子どもの頃から薄味に慣れることで、大人になっても健康的な食習慣を身に付けられることを願い、今後も引き続き減塩・適塩に取り組んでいきます。

2024年3月28日木曜日

食べ物の働きについて 神渕小学校3年生

神渕小学校3年生で食べ物の働きについての授業を行いました。

食べ物の種類はいろいろあり、体の中でどのように働くかによって、3つの色のグループに分類されます。給食では、いろいろな食べ物を使い、バランスよく食べることで体が元気になるよう、献立を考えています。そこで、食べ物の体の中での働きを知り、自分の体のために、これからもいろいろな食べ物を食べてほしいと思い、本授業を計画しました。

授業では、紙芝居を使って、食べ物が3つの色のグループに分かれることや、それぞれのグループの食べ物を食べると、体にどのようなことがおこるかを学習しました。

また、当日の給食で使った食材を確認し、それらを3つのグループに分けることで、給食には、たくさんの食べ物が使われていることや、3つのグループの食べ物が使われていることに気づくこともできました。

児童からは「苦手な食べ物もあるけど、健康に過ごすためにいろいろな食べ物を食べるようにしたい」などの感想を聞くことができました。


2024年2月9日金曜日

「健康に過ごすため野菜の食べ方を考えよう」 多治見市 昭和小学校

 

多治見市では野菜の摂取に関する取組を行っています。

本校の第6学年では、野菜の推定摂取量を測定する機械を用いて「健康に過ごすため野菜の食べ方を考えよう」という題材で授業に取り組みました。


児童は野菜の推定摂取量を測定すると、予想していたより結果が低いので、野菜が足りていないことに気付きました。そして、給食をもとに野菜の食べ方を考え、各自でめあてを決めて2週間の取組を行いました。その後、再度測定を行いました。児童は学校や家庭で野菜の摂取量を増やそうと意欲的に取り組みました。


これからも、児童が意識して野菜を食べるようになってほしいと願い、継続的に野菜の摂取についての指導を行っていきます。