2017年12月29日金曜日

毎月8のつく日を「歯の日」美濃加茂市学校給食センター


今の食事は、昔よりもやわらかい食べ物が多くなり、かむ回数が減っています。可茂地区では、よくかんで食べることを意識できるように、献立表に「かんちゃんマーク」をつけて、お知らせしています。過去の献立表を見ると、このかんちゃんマークは、昭和61年からついていました。


美濃加茂市学校給食センターでは、毎月8のつく日を「歯の日」として、歯を丈夫にする食材や、よくかんで食べる料理などを取り入れています。自分の食べ方を見直して、よくかんで食べることができるよう、給食の時間に学校を訪問し、話をしました。
これからも、食事の時は、かむことを意識して、食べてもらいたいです。


2017年12月18日月曜日

「地産地消」の大切さ


高山市学校給食清見センターでは、給食に地域の方が育てた野菜を利用しています。その野菜を積極的に使用することで、日頃より児童生徒に生きた教材である給食を用いて「地産地消」の大切さを伝えています。

清見小学校では、小学校3年生を対象に学活の時間に清見町の農家の方々から野菜を育てる苦労や工夫について話を聞く授業を行い、その後児童は農家の方々と一緒に給食を食べました。

今回は、給食センターに納品してくださっている方々から3名の方を招きました。児童は、メモをとりながら一生懸命話を聞いていました。児童からは、「大変だと思った。」「ありがたいと思った。」「大切に食べたい。」など農家の方々に感謝する発言が多くありました。
ワークシートには「とても苦労して作っている野菜をいただいているので、給食を残さず食べて『おいしかったです。』と伝えたいです。


今日はいい体験ができたと思います。今日のお話をお父さんとお母さんに伝えます。」と書いている児童もいました。

その後の給食では、苦手な野菜もがんばって食べる姿が多くみられました。好き嫌いせず、感謝の心を持って食べることの大切さを地域の人から児童に伝える良い機会となりました。

2017年9月6日水曜日

羽島市 夏休み「親子料理教室」


羽島市では、毎年夏季休業中に市内の小学生を対象とした「親子料理教室」を開催しています。今年は36組の応募の中から、抽選を行い、当選した1537名が参加しました。

今年のテーマは「かんたん、おいしい朝食メニュー!」として、羽島地区栄養教諭・学校栄養職員部会で開発した「じゃこまぜごはん、野菜いっぱいスパニッシュオムレツ、五穀米のチャウダー」の3品とデザートとして「白玉ポンチ」1品を加えた計4品を調理しました。

当日、給食センターの調理員、栄養教諭、学校栄養職員と一緒に、調理のコツを学びながら、どの親子も楽しく実習していました。材料を切り、火を通して、味付けをし、お皿に盛りつける。食材が調理前とは全く違う姿になり、その出来栄えや味に子どもたちは「自分でもできた!」と満足することができ、その達成感から、「給食に出てくる料理を一緒に作ることができて良かった。」、「家でも挑戦したい。」、「兄弟でも作ってみたい。」、「おいしいし、家族全員に作ってあげたい。」と目をキラキラさせて話していました。






 親子のコミュニケーションが増えるとともに、子どもたちの調理に対する意欲や自信を高める良い機会となりました。

2017年7月29日土曜日

親子調理体験「千人釜を混ぜよう」


大垣市では、市内の小学生とその保護者を対象に、親子調理体験「千人釜を混ぜよう」が南部学校給食センターで開催されました。


夏休みの期間を利用し、普段は入ることのできない調理場内で、業務用の大きな釜(千人釜)やスライサーなどを使い、給食調理員の指導のもと、実際に親子が調理を行いました。

今回のメニューは、「ビビンバ、ナムル、粉吹き芋、中華スープ」。子どもたちのリクエストメニューになるほど人気の献立です。大きな釜を混ぜるのは、とても大変そうでしたが、力を込めて精一杯混ぜる姿を見ることができました。


参加した児童からは、「ほうれんそうとキャベツのカットをしたところと、フライヤー体験が楽しかったです。」「こんなに暑い所で給食を作っているのにびっくりしました。大変さがわかったので、これからは、作ってくださる人に感謝して給食を食べたいです。」という声を聞くことができ、調理体験を通じ、食への関心を深め、食に対する感謝の気持ちをもてる機会となりました。

また、参加した保護者からは、「子どもが給食大好きなので、どうやって作られているのか見学できて、ますます好きになれたと思います。」「親子でとても貴重な体験ができました。とても満足です。」という声を聞くことができ、夏休みの親子の良い思い出作りとなったようです。








2017年3月27日月曜日

給食ありがとうの会:山県市の小学校


山県市の小学校では、年度末に「給食ありがとうの会」を行いました。子どもたちが、毎日、安心・安全でおいしい給食を作ってくださる調理員さんに、1年間の感謝の気持ちを伝える会です。

給食委員会の児童が、事前に調理員さんや栄養教諭にアンケートをとり、給食に関するクイズを企画しました。調理に使うエプロンの使い分けや、調理中の手洗いの回数について聞き、衛生管理の徹底ぶりに子どもたちはとても驚いていました。
また、全校児童が感謝の気持ちを込めて書いた手紙には、「衛生に気を付けておいしい給食を作ってくださりありがとうございました。」「学校では何より給食が楽しみでした!」と、嬉しい内容がたくさん書いてありました。

普段から給食の残菜が少ない学校ですが、この会を行った日も残菜はほとんどありません。「ごちそうさま」のあいさつも、心を込めてしっかりできていました。「給食ありがとうの会」を通して、給食を作ってくださる調理員さんへの感謝の気持ちが、さらに高まったように感じました。



親子で作る給食献立:瑞穂市


瑞穂市では「親子で作る給食献立」という行事を行いました。
これは瑞穂市産の食材を使った給食献立のコンクールです。市内の小学校の児童と保護者に募集をかけ、31組の応募の中から、1次審査を通過した6組が2次審査で実際に調理をしてもらい、岐阜農業協同組合、瑞穂市PTA連合会、瑞穂市教育委員会、学校職員等が審査を行いました。

最優秀賞は
「冬野菜のキーマカレー」を作ったこちらの親子です。


どの親子も協力して料理を仕上げていきました。親から子へ教えながら作る姿が、審査員やスタッフに感動を与えました。
また、「普段は親子でゆっくり料理をする時間がないから、こういう機会があってよかった」と話す保護者の方もみえ、地産地消の良さを実感するだけでなく、親子の絆も深める良い機会となりました。



このコンクールで入選した献立は、今後の給食にも登場する予定です。


2017年3月24日金曜日

図書献立



 図書献立は『本大好き!給食大好き!』な子が増えてくれることを願って、201011月からスタートしました。
毎月、本の中の料理を給食の献立に取り入れ、給食時間の放送の中で読まれる本のあらすじを聞きながら、楽しく給食を食べています。


 図書室には、当月の図書献立に関連する本を紹介するコーナーが作られ、児童たちは興味持ち本を借りています。

現在は、坂祝小学校の図書館祭りで、児童がもう一度食べてみたい図書献立に投票をする「図書献立コンテスト」を実施しています。1位に選ばれた献立は、翌年度の4月に再登場します。

また、児童が考えた図書献立を募集し、献立に取り入れています。

坂祝小学校の児童、図書司書の先生方、給食センターが連携することで、長く続けることができています。

2017年3月21日火曜日

第4回本巣市朝食レシピコンテスト


本巣市・本巣市青少年育成市民会議で、「第4回本巣市朝食レシピコンテスト」の募集を行いました。
このコンテストは、家庭でふれあいながらの朝食作りを通して、子どもの基本的生活習慣の確立や生活リズムの向上につなげることを目的としています。

今回は、市内小学5年・6年生376人の応募の中から、書類審査で選ばれた上位4人のレシピを基に、料理研究家の青木早希さんが再現した作品で最終審査を行いました。



アイディアに富み、栄養バランスがよく、手軽に作れるもので、さらにレシピを考えたきっかけやエピソードも重視され選考されました。

朝食レシピコンテスト 最優秀賞


給食に携わる人の気持ちを知り、感謝して食べよう!


《生産者参加の授業実践》

 「給食に携わる人の気持ちを知り、感謝して食べよう!」
給食の残量を減らすことだけでなく、一人一人が、食べ物や食器を大切にする心や、
感謝の気持ちを持ちながら食事ができる児童に育つことを願い、授業を行った。


給食が児童の前に届くまでには、給食センターの調理員だけではなく、多くの人が
関わっており、給食にはその方々の苦労や願いが込められていることを、生産者を招
き、直接話を聞くことによって理解させたいと考えた。
授業後は、日頃の給食の時間を振り返り、どんなことに気を付けて食べると良いの
か、一人一人のめあてを決めることができた。食べ物を大切にし、感謝する心が高まり、学校でも家庭でもめあて達成のよい姿が見られるようになった。

2017年2月27日月曜日

コンビニやファーストフードの食べ物の栄養価を知る


4月から高校生になる生徒たちが、これから利用が増えるコンビニやファーストフードの食べ物の栄養価を知ることで、自分で食品を選ぶときに、どんな工夫ができるかグループごとに考えました。


「カルシウムが不足するから、給食がなくなっても毎日牛乳や乳製品を取る」や、「カップ麺は塩分が多いから汁は残すようにする」など具体的な工夫を考えることができていました。
実践に結びつけ、これからも健康に過ごしてくれることを願います。

2017年1月6日金曜日

みそ作り体験


向陽中学校1年生の生徒たちは、「みそ作り体験」をしました。教えていただいたのは、いつも給食で使う「みたけ味噌」を作っている御嵩町農家生活改善グループの方々です。




<みその作り方>

<材料の配合>
米こうじ2kg ・ 大豆2kg ・ 食塩850g

<作り方>
①「米こうじ」は出こうじと同時に食塩をよくまぶし、塩きりこうじとする
② 煮えた大豆をチョッパーで潰す。
③ ①の塩きりこうじと②のつぶした大豆をよく混ぜ合わせる。
④ 大豆の煮汁、またはぬるま湯をふって、にぎり玉を作る
⑤ 一段ごと手でよく押さえて、空気が残らないようにする。
⑥ 詰め終わったら、表面を平らにして、その上にビニールをぴったりかぶせる。押し蓋をして、重石をのせ保存する。


~生徒の感想より~

・みそを作るのに米こうじがいるなんて初めて知りました。みその材料は大豆だけど、あのかたい豆がどうやってみそになるのか疑問だったけど、今回の体験でようやく分かりました。

・自然の気温を活かしたみそ作りとすべて手作りで行っていることで、おいしいみそができることが分かりました。来年出来上がるのが楽しみです。

・みそ作りには楽しみが3つあることが分かりました。1.作る楽しみ2.待つ楽しみ3.食べ楽しみです。

2017年1月5日木曜日

バランスのとれた食事をとることの大切さ


下呂市立金山中学校にて、グラフやデータなどの資料を読み取る活動を通して、バランスのとれた食事をとることの大切さに気づき、給食の献立と、朝食を比較することで、自分自身の食生活を見直し、バランスのとれた食事を考え、実践しようとする意欲が持てるように授業を行いました。










感想発表では、「自分の朝食を見直し、自分でできる工夫をして栄養バランスが整うようにしたい」と話してくれました。
授業を通して、自分で自分の健康を考えた食品を選ぶことができる生徒が増えることを願います。