2022年12月11日日曜日

「各務原にんじんの日」

各務原市では、1124日(いいにんじん)を「各務原にんじんの日」として、地域ぐるみで各務原にんじんの啓発活動を展開しています。


学校給食では、21日~25日を「各務原にんじん週間」として、にんじんを多く使った献立を実施しました。

21日(月) にんじんサラダ

22日(火) 鶏肉とにんじんの揚げ煮

24日(木) 吹き寄せ煮

25日(金) 根菜カレー


給食時間には、全校にむけて各務原にんじんの紹介をしました。放送後は、児童から「今は秋冬にんじんなんだね」「にんじん大好き。家でも食べたい」という声が聞こえました。食育掲示では、各務原にんじんの紹介とともに、市が発行している各務原にんじんレシピを配布しました。

コロナ禍で調理実習がなかなか実施できない中、家庭で実践できるように給食レシピ等を定期的に配布しています。

市内代表校3校では、にんじん講座としてJAや大学の方を講師として招き、各務原市でにんじんづくりが盛んな理由やにんじんの栄養について教えていただきました。

今後も、市、地域、農家と連携しながら各務原にんじんの良さを広めていく活動を継続していきます。


各務原市立鵜沼第三小学校(各務原市)


「ごみの処理と再利用」 蜂屋小学校 4年生

4年生は、社会科で「ごみの処理と再利用」について学習することから、食に関する指導では、この学習と関連させ「給食の食べ残し(食品ロス)を減らそう」を題材とし、年間計画に位置付けています。

今年度、本市では給食の野菜残渣を堆肥化し、その堆肥で育てたさつまいもを給食で提供するという市内循環型の農作物の栽培を始めたことから、給食の時間における食に関する指導においても「食品ロス」を取り上げることにしました。

この日は、さつまいもを「鶏肉とさつまいものはちみつ醤油がらめ」として給食で提供しました。給食の時間には、全校放送で食品リサイクルについて説明をし、その後、4年生のクラスでは、さつまいもができるまでや農家の方の思いを動画で伝えました。

子ども達は、さつまいもに関心を持って食べる姿があり、教科等の学習と関連させることで、より給食が生きた教材となると感じました。


蜂屋小学校(美濃加茂市)

自らの健康を考えた食生活を実践できる生徒の育成 蜂屋小学校 3年生

 

本校では、自らの健康を考えた食生活を実践できる生徒の育成を目指して、食に関する指導の年間指導計画に食育学活を位置づけ、学年別に指導を行っている。

3年生では、健康を意識した食事に目を向けられるよう、塩分摂取を題材に日頃の食生活について考えた。

一人の栄養職員でも、学年一斉(166名5クラス)に同じ指導が受けられるよう通信ネットワークを活用して実施した。

方法は、事前に作成したプレゼンテーションとタイムスケジュールを使い、各クラスで担任が指導。途中時間を合せ、通信ネットワークで栄養職員が減塩の工夫について話したり、食生活や栄養に関する質問に答えたりした。


<生徒の振り返り>

・塩分の1日の摂取量を守るために、出汁を使ったり、野菜はそのままの味を楽しんで食べたりするようにしていきたいと思った。

・これからは給食のように旬の食材を使って食べたり、薄味にしたりなど参考にしながら食べていきたい。

・外食を少なくして、なるべく自分で手作りした食事にしていきたいと思った。自分のためにも塩分のとりすぎに注意して生活することが大切だと気づかされた。


蜂屋小学校(美濃加茂市)

2022年11月10日木曜日

食育の日の献立

 実施日:令和4年10月14日(金)

北方町では毎月19日前後に岐阜県産の食材を取り入れた「食育の日の献立」を実施しています。

今月は主菜には岐阜県産のあゆと柿を使ったあゆの柿だれかけ、副菜には岐阜県産の枝豆とれんこんを使った味噌炒め、汁物には秋に旬を迎えるなめこ、しめじ等を取り入れ紹介しました。


たよりで事前にお知らせし、当日はテレビ放送を使って紹介することで、岐阜県産の食材への興味関心が高まり、黙食後は「柿だれがおいしかった。」「れんこんがシャキシャキしていておいしかった。」と話す姿も見られました。

「いろいろなきのこがあることが分かった。」「もっといろいろな県のおいしい食べものも食べてみたい。」といった意欲的な声も多く聞くことができ、今後も旬を意識し、毎月の食育の日の献立を充実させ、子どもたちの食への関心や意欲を高めていきたいです。




2022年10月13日木曜日

体が喜ぶおやつのとり方を知ろう

 

「体が喜ぶおやつのとり方を知ろう」

本校は、飛騨地域北部の肢体不自由、病弱、知的障がいのある児童生徒が通う特別支援学校として平成25年に開校し、小学部から高等部まで27名の児童生徒が学んでいます。


障がいのある児童生徒の中には、言葉による説明だけで理解することや、話を聞いてイメージを膨らませ、生活に生かすことが苦手な場合が少なくありません。また感覚過敏やこだわりにより、極端な偏食がある児童生徒や、偏った食事による肥満傾向といった食に関する課題のある児童生徒が在籍しています。そこで、夏休み前に好きなおやつ・ジュースのアンケートをとり、おやつに含まれる砂糖の量と一日に必要な量を見ることで、おやつから摂りすぎていることに気付くことができる授業を行いました。


中学部生徒4名がおやつボックスからくじを引き、くじに書かれたおやつに含まれる角砂糖の数を実際に積み上げたり、一番人気だったポテトチップスに含まれる油の量を見たりして、おやつを食べすぎるとよくないことを感じました。また、食べる時間や選び方、量を考えて食べることの大切さに気付き、家庭での食事内容を振り返って見直す様子が見られました。


今後も普段の食生活につなげられる活動を設定し、学校の取り組みを家庭につなげたいと考えています。

2022年3月14日月曜日

地域と共に食育 揖斐川町 大和小学校

本校では、児童が家庭で料理をしたり、地域で体験活動をしたりすることで楽しさや喜びを感じるとともに、家庭・地域の一員として自分が認められ自己有用感が育まれれば、家族の一員として自分ができることを実行しようとする力を培うことができると考えています。

また、地域の子どもたちは地域で守り育てようとする地域の良さを生かしながら、学校と家庭と地域が、共に食育に取り組んでいます。

学校の取組のひとつが、生産者を招いた給食会です。ねらいは以下の2点です。

〇身近な人の仕事や郷土に対する思いを聞き、揖斐川町の素晴らしさを発見したり郷土を知ったりすることができる。

○生産の様子や生産者の気持ちを学び、食べ物を大切にしようとする気持ちをもつことができる。

2月には、給食で使用するみそを作ってくださる生産者を招いてリモートで実施しました。生産者とクイズを楽しんだ後、みその栄養についてお話しいただきました。児童の感想を紹介します。

・1のみそを作るのに1,000個の大豆が必要なことに驚きました。もっとみそについて知りたいと思いました。

・みそ汁を最後まで飲み干してみそを大切にしたいです。

・みそ汁だけでなく、ほかのたくさんのみそ料理を食べたいです。

・給食で揖斐みそのみそ汁を飲むことを楽しみにしています。



揖斐川町の素晴らしさをまた、ひとつ発見することができました。

2022年2月7日月曜日

中学生学校給食選手権で最優秀賞を受賞 御嵩町立向陽中学校

124日からの学校給食週間に、御嵩町では、中学生学校給食選手権で最優秀賞を受賞した献立「御嵩の鉄カルたっぷり ふるさと給食」を出しました。

向陽中学校では、1年生が家庭科で、家庭科担当教諭と栄養教諭が連携を行い、栄養バランスのよい食事についての学習をしています。その学習の中で、成長期に特に不足しがちな鉄とカルシウムの摂取の重要性を学びます。向陽中学校では、毎年、中学生学校給食選手権への出場を目標にして、授業での学びを活かして、1年生全員が給食の献立を作成しています。この献立は、生徒が考えた献立に、さらに学級での交流から得た仲間のアイデアや意見を取り入れて、食材、おいしさにこだわり、料理名を工夫して、作り上げられた献立です。

給食で食べた御嵩町の児童生徒からは「鉄とカルシウムをとるためにいろいろな食材が使ってあって、工夫がすごい」「みんなおかわりをして、鉄とカルシウムがたくさんとれました」などの感想があり、成長期に必要な鉄とカルシウムを意識して食べることができました。向陽中学校の学びを、給食に活かすことで御嵩町の全ての小中学校へ発信しています。

2022年2月4日金曜日

「ふるさとの日」 恵那市

恵那市では、毎月19日前後を「ふるさとの日」として、恵那市にゆかりのある料理や、地域で作られた食材を使用した給食を実施しています。そして、そのうち3回を「えないっぱい給食」として、より多くの恵那市産の食材や製品などを取り入れた給食を実施しています。

今回は本年度3回目で、恵那農業高等学校の生徒と市内加工食品業者の方が協力して、市内名産の栗きんとんや柚子を使ったお菓子を考案され、給食に提供していただきました。その他、恵那市産のお米を使って麹を作っていらっしゃる方がおり、その麹と岐阜県産のマスを使用して、更紗マスの麹焼きも提供しました。


新型コロナウイルス感染症対策で、えないっぱい給食当日に、生産者の方から直接児童生徒にお話ししていただくことが難しいため、栄養教諭側が取材に出掛け、校内放送などやえないっぱい給食だよりを活用し、各自いろいろな方法で児童生徒に伝えています。


本校では、えないっぱい給食で使用した多くの食材を食育だよりでお知らせするだけでなく、廊下の掲示コーナーでの紹介もしました。恵那市産のお米を使って市内で麹を作っていらっしゃる方のお話も、写真とともに紹介しました。

児童には、自分たちが住んでいる恵那市のことをもっと知って、市外の人に自信を持って紹介できるように、なっていってほしいと思います。

「全国学校給食週間」 北方町

124日(月)から28日(金)までは全国学校給食週間です。

北方町では学校給食の始まりである「山形県鶴岡町の給食」を紹介するとともに、昭和時代に人気があった「ソフト麺カレーソース」や「すいとんの味噌汁」、ふるさとの味「かきまわし」、ふるさと食材の「こも豆腐」、「沢あざみ」、「郡上味噌」等を取り入れ紹介しました。

 

 

たよりでお知らせするとともに、給食の歴史やふるさと食材の写真等を使用したテレビ放送を流すことで、給食への興味や関心が高まり、黙食後は「おいしかった。」、「また食べたい。」、「すいとんが3個も入っていた。」、「岐阜県にはいろいろな食べものがあることが分かった。」、「もっといろいろなものを食べてみたい。」と嬉しそうに話す姿も見られました。

2022年1月6日木曜日

「まるごと飛騨の日」 高山市の地元産食材を使用した給食

 高山市では、年4回、「まるごと飛騨の日」として、地元産の食材を使用した給食を実施しています。


「まるごと飛騨の日」に合わせて、地元の農家の方をゲストに招き「地元の食べ物の良さを知ろう」の授業を行いました。

地域特有の高冷地の環境や水の美しさによって、おいしいお米ができることや、農家の方の様々な努力や工夫について話をいただき、児童は、社会科での学習を思い出しながら、興味深く聞いていました。

また、当日使用する給食の野菜を作ってみえる農家さんからのビデオメッセージを見ることで、農家の方の思いを知ることができました。

授業の最後に、地元の農家さんへの手紙を書いて、感謝の言葉や、苦手な野菜もがんばって食べようという気持ちを伝えることができました。